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大砂嵐が名古屋場所に!初のアフリカ大陸出身!最大の敵ラマダーンとは

大砂嵐は、今、一番注目されている大相撲力士なんです。


それは、アフリカ大陸の出身で初の大相撲力士だからです。


大砂嵐の本名は、アブデルラフマン・シャーランで、
四股名(しこな)は、大砂嵐金太郎です。


ちなみに四股名とは、相撲における力士の名前のことなんです。


出身はエジプトで、現在21歳で大嶽部屋に所属している。


今年の5月場所では、幕下で全勝で優勝と圧倒的な勝利で、
今日から始まる7月場所から十両に昇進しています。


アフリカ大陸初の関取という注目度から大砂嵐が化粧回しを付けただけで、
ニュースにもなっています。


さらに、大砂嵐の応援スレが2chでも立ちあげられていたり、注目の的です。


今日から名古屋場所が始まるため、活躍が期待されています。



大砂嵐はアフリカ希望の星








ただし、大砂嵐には他にはない大きな問題を抱えているんです。


それは、大砂嵐がイスラム教徒ということです。


なんでって思った方もいると思うのでもう少し詳細に説明します。


理由の1つ目は、イスラム教徒は豚肉が食べられないということです(食のタブー)。


これは一般に生活するだけであれば、そこまで問題ありませんが、
体作りが必要な力士には大きな問題となります。


理由の2つ目は、サラートとよばれる1日5回の礼拝が必要であること。


これは、決まった時間に礼拝が必要であるため、
相撲取りが行う食っちゃ寝の実戦が難しいんです。


相撲取りの日課を簡単に説明をします。


朝早くから稽古に励み、ちゃんこなどの食事を大幅にとって昼寝します。


そして、起きたら再び稽古して夜に食事をとって寝る。


このようなトレーニング方法をとっているんです。


ただし、一般の人が1日2食で食べたら寝るという生活をしてしまえば、脂肪太り原因になってしまいます。


話はちょっと脱線してしまったので、戻しますね。


理由の3つ目は、ラマダーンとよばれる決められた期間は、
太陽が上がっている間、断食しなければいけないんです。


これも先程の2つ目の理由と同じ点が問題点となります。


特にこの3つ目のラマダーンが大きな問題点です。


例えば、2012年の場合、2012/7/20~2012/8/19の間、
日没までは食事が取れないんです。


日が出ていても、さすがに水分の補充くらいは可能のようです。


ラマダーンは毎年夏の時期なので、
水分補充できないと脱水症状になってしまいますよね。


これでは、食っては寝ることができないんです。



大砂嵐の難敵ラマダーン



このような、大きなハンデが大砂嵐にはあります。


それでも大砂嵐は、去年の名古屋場所の途中でラマダーンを迎えましたが、
日没してから豚肉を除いたちゃんこ鍋を食べるなどハンデを背負いつつ
名古屋場所での勝ち越しに成功しています。


今年もじゃあ大丈夫かなと思いたいのですが、
なんと2013年は、名古屋場所の期間のほとんどがラマダーンの期間に入ってしまっています。


詳しくは、
2013年の名古屋場所の期間(2013/7/07~2013/7/21)で、
2013年のラマダーンの期間(2013/7/09~2013/8/08)となっているんです。


ラマダーンは毎年違うというのも曲者となっています。


大砂嵐はこの過酷な状況での戦いとなる2013年ですが、
皆の期待に応えてくれることを信じています。










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